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起業をお考えの方へアドバイス

2021.11.18

私は38歳から個人で不動産仲介業を営むことになりましたが、その時は人並みに法人か個人のどちらで独立するのかは考えましたね。

結果的に、個人事業主としてスタートして65歳までそのままです。

会社を辞めて個人で独立しようと考えている人に向けてのアドバイスは本やネット上などいろんなところで紹介されつくしていますが、法人だと社会的信用、税金、融資などでメリットがあるとされています。

片や個人だと初期費用が安い、税務申告も簡単、接待交際費も金額的な制約がないなどのメリットがあります。

今となって考えてみると、大きな野望を持たない個人にとっては、仕事の内容にもよるので、どちらがBESTだという正解は無いと思います。

勿論、事業を大きくしたい野望、多数の社員を雇って事業展開したいという事業意欲があるのなら、法人化してスタートするのが良さそうですし、現在では少ない資金で法人化が可能になっています。

よくどのくらいの事業所得があれば法人化した方が徳なのかということが問題になります。

ザっと800万円~1000万円くらいが分岐点であるという意見が多いみたいです。

ただ、法人化すると個人事業主のように柔軟性(←「いいかげん」とも呼べる)のある経費の使い方、特に接待交際費の使用は出来ません。

大きな声では言えませんが、多少の公私混同が個人事業主にはあると思います。
但し、選挙に勝って数時間でなのに、100万円の文書通信費を領収書も無しに済ませるほど「いいかげん」なものではありませんが・・・
勿論、売上が当初から1億円とか見込めるのなら法人化ですし、事業自体が融資を前提にしないと無理だったりするなら法人化にすべきですけど。

以前、定年まで勤め上げた友人に、わたしがいつまでも個人事業主であることを“駄目な奴”みたいなことを言われたことがあります。
さすがに、この人は個人事業主には法人では分からないメリットがあること、会社で味わえない“個人で仕事する楽しさ”を知らないんだなぁ~と少し驚きました。

まあ、どちらにもメリットとデメリットはあります。

もし、どっちが良いのか分からなかったら、やろうとする仕事の経験者に聞くとかして決めるのが一番いいと思います。
余分なことですけど、個人事業主でも「社長さん」って呼んでくれますから、そこは心配しないで良いですよ(^^

★法人化を考えている人は、令和3年中の会社設立が良いみたいです。今のところ、事業を立ち上げて2期が消費税の免税事業者となります。令和5年10月からスタートの「インボイス制度」により、免税事業者は消費税を請求することが出来なくなります。
チマチマした悪知恵ですが、制度としてはそういうことだということです。


 


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 野澤 裕二

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