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我が家のバランスシートを作ってみると!


2003.11

資産の状況はいつも同じではなく、昨年と今年は当然変化があるはずです。
もうすぐ年末、そして年明けして暫くすると年度末になります。
区切りの付けやすい時期に、会社だけでなく個人も資産の状況を確認しませんか。

かなり資産をお持ちで元気な高齢者の方とお話できると、こちらも何か生きていく元気をいただいたような気分になったりします。
また、初めて不動産投資をするのが、20代とか30才代前半の方も別に珍しくない昨今であります。
この間、そのような別々の2人の元気な方とお話できた後で、お二人とも『バランスシート』をお持ちでないことが急に気になりました。
ご高齢でも聡明で頭の中に貸借対照表はできているとは思いますが、現実に資産があってまだ元気だったらいいのか…。
貯蓄もそれほどなくてもまだ独身で、とりあえずキャッシュフローはOK、万が一マンション投資で損しても取り返しが効きそうだからいいのか…。
でも健康を損ねたり、所帯を持ったり、相続が気になりだしたり、ローンが負担になってきたら、資産のバランスを見直し対策を講じなければならない。

出来ればそういうことの起きる前に、資産のバランスを見ておきたいと思います。

自分自身のバランスシートを完成させると、目に見える形で資産運用の方針が検討できそうです。

   資産と負債のバランスはどうなのか?
 (特に所有している不動産の時価はどんなものか…)

   資産は同じ性質のものに偏っていないか?
 (金融商品・保険)

   自分と家族から見て、換金性・必要性があるのか?
 (長期で低利の預貯金)

   以前は必要性が感じられたが、今では無理・無駄に思えるものはないのか?
 (ローン控除適用のない住宅ローン・高額な生命保険)

   今後はどういった資産を加えようか、また考えようか?
 (新しい商品もある)

   相続(=相続税ではない!)の観点からどういう対策が考えられるか?
 (子供への資産引継ぎ・名義の変更・税金対策)

   日頃は気にしていない“忘れていた資産”があったりしていないか?
 (忘れていた株券・田舎の土地)

不動産投資に関して考えると、資産(物件時価)と負債(ローン残高)のバランスがどの程度に保たれているのかが非常に重要で、どちらが過度に大きくても何らかの対策を考えながら不動産運用することになります。

   ローンが時価を超過していると、売却すると損失がでることになります。 
 自宅売却の損失は他収入から3年間の繰越控除通算も考慮できますし、収益用不動産の譲渡損も他の物件で譲渡益があれ ば内部通算できますし、場合によっては買い替えも検討できます。

   時価の方が大きければ、自宅の場合一先ず安心ですが、借家や投資用物件の場合は毎月の収支が黒字になり、税金のこ とを考えて次の一手を考えてもいいでしょう。
一般的な相続対策も不動産の評価を低くすることと、効果的な負債を持つことを説いていますので、その点もチェックしておきます。



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