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不動産マメ知識コーナー

不動産市場の2つの意見

 2023.11.11

11月に入って夏の暑さになるなど変な天気が続いています。
正直なところ景気は決して良くはないと思いますが、不動産市場は低金利と品薄状態で、相変わらず強気の相場が続いております。

そんな最中、業界では2つの意見がありますので、ご紹介させて頂きます。

①【どうやら不動産市況はピークを超えたようだという意見】

郊外や地方の物件は下落に転じているという声もあります。
長期金利はじわじわ上がってきていますし、変動金利も利上げが噂されています。
流石に1~2年前と同じ価格では成約しなくなってきているようです。
理由は銀行の融資評価が徐々に厳しくなっているからです。
金融緩和は続いていますので、基本的に貸出姿勢は積極的ですが、慎重にはならざるを得ないのでしょう。

不動産は、金融機関の動きに大きく左右されます。

融資が絞られると物件の価格は下がりますし、金利が上がってもやはり物件の価格下がります。
不動産の価格は上がる可能性は低いし、もし売却するのなら早く売ったほうが良いという意見。


②【まだ不動産価格の上昇は続くという意見】

例えば、東京を中心としている首都圏の新築マンションの価格はバブル期を超えて市場最高の高値です。また、マンションデベロッパーのマンション用地の仕入れは非常に苦戦していて、限られた大手デベロッパー以外の中小業者は郊外へ郊外へとシフトせざるを得ない。

それでも用地取得競争で安価での仕入れは難しい状況です。
また、建築費や人件費の高騰、且つ、供給戸数の減少傾向で今後も新築マンションの価格は当分上昇することは間違いない。

これはマンション用地だけの問題ではなくて、他の事業用地(店舗・物流・工場等)でも同様の状況です。

今後も急激な金利の上昇は無いと思われるので、まだまだ不動産の価格は強気に推移するのだという意見。

     ②の意見は確かにそうなんだと思うのですが、どっちに転ぶのか、また、その時期はどのくらいのスパンなのか・・・う~ん、なかなか先の見通しはお天気同様で不安定だと思われます。

 


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