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金融機関の信用力低下

 2025.6.2
 

損保会社含む金融機関の不祥事についてのニュースが続いています。

例えば、損保会社には代理店という営業形態があって、損保会社から出向者された社員は代理店の契約内容を他社のものも知ることが出来るし、損保会社に出向していた銀行員や他企業の社員はいろいろな個人情報が手に入るのので、「スパイ活動」を行うことが出来るとう体質だったことがマスコミ通じて我々も驚かされた。

生命保険も同じようなことがあったと報じられている。

いわき信用組合(福島県)は元々の不正融資を公表しつつ、預金者の名義を勝手に使って「130以上の口座」を無断で使い、大口の顧客に資金を流して資金繰りを支援(?)していたという。

その額、247億円、個人の名義を勝手に使って融資を受けたようにして、別の顧客に融資をするなんて荒業をするなんて、国の許可を得た金融機関がするなんてことが実際にあったとは…顧客企業の未公開情報をもとにインサイダーをした罪に問われている三井住友信託銀行元部長の事件や都市銀行の貸金庫不正利用が小事に思える大事ですけど、笑い事じゃないですよ。

 先日、年配の大家さんとお話をしていたのですが、相続と古い収益店舗を売却する意向だということでしたが、取引先の金融機関にもお話し、アドバイスを頂くとのことでした。

金融機関は長年に渡っていろいろな知見を持っているし、支援もしてくれます。

でも、こういう不祥事が多発すると、顧客の個人情報を当たり前のように所持していることが「怖く」なります。

大手の金融機関は関連企業として「不動産デベロッパー」「不動産仲介業者」を持っていて、不動産のいろいろな相談を顧客から受けるとその情報を関連企業に流します。
中には
「売却祥かどうか迷っているケース」の段階で物件の値踏みを行ったり、決算書を見て頼みもしていないのに「購入先」を見つけるなんて異常なくらい親切なことまでしてくれたりします(笑)
また、昔は顕在化していなかった
「業務委託料」なる報酬を不動産業者から受け取るなんて裏技を持っていますから、無垢な顧客の期待を裏切るように思える商法だということも頭の片隅に置いていただくことは決して無駄ではないことだと思いますが・・・如何でしょうか?

 


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