【気になる数字】

高校生の65%、視力1.0未満

 ゲームやスマホ影響?

子どもたちの視力の低下がとまらない。文部科学省が13日付で発表した今年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力1・0未満の割合は、高校生で65・8%と初めて65%を突破し、現在の形で調査するようになった1979年以来最多となった。中学生(52・8%)、小学生(30・5%)はいずれも、過去最多だった昨年度に次いで2番目の多さだった。

文科省は「科学的に立証されているわけではないが、ゲームやスマートフォンなどの影響が考えられる。周囲との明暗差が大きい小さな画面を長時間見て目に負担がかかっているのではないか」としている。
調査は毎年、満5歳〜17歳を対象に実施。全国の幼稚園、小中高校で4〜6月に実施した健康診断の結果から抽出して集計した。

(朝日新聞 平成
251214日)

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